端の上縁(はじのうわべり)

誰も知らない世界の端の縁でゲームの話

ドラゴンズドグマの話(前編)

ドラゴンズドグマ:ダークアリズン(以下DA)』が面白い。

ここしばらくSwitch版をずっと遊んでいます。

まともにやるのはPS3で『無印』をやって以来。実は黒呪島関連もミリしら。

なぜ今『DA』なのかというと、新作『2』と比べたくなったから。

 

現段階では賛否両論に落ち着いてしまった感のあるあちらに関しては

自分は不満という不満がほとんどなく楽しめた側の人間です。

それもあって、何かと比較されがちな『DA』の便利仕様諸々について

自分の感覚で確かめてみたくなったのと、単純にやり直したかったのもあり。

久しぶりに訪れるグランシス半島は新しい発見がたくさんありますね。

 

さて、実際に両タイトルのあれやこれやを比べて語るのは次回にするとして

今回は自分のドラゴンズドグマとの距離感について少し。

 

『無印』は発売日買い。事前に配信されていた体験版も繰り返し遊んでいました。

ひたすら雰囲気に惹かれていたように記憶しています。今もですが。

ただ、当時はまだオープンワールドゲーム全般に対する理解に乏しく

広大な箱庭世界で膨大なタスクをひとつひとつこなしていくというセオリーに

いまいち馴染めていなかったようにも思います。先を急ぎすぎていたと言いますか。

なので、中盤に入ってからは発生し続けるサブクエストの嵐に耐えかねて

半ば惰性でストーリーばかりを追ってしまっていたような気がします。

今にして思えば勿体ない遊び方をしたなぁという思いもありながら

拠点間の移動の不便など、仕様が仕様なのでそれも仕方がなかったかなとも。

そのあたりのこと、実は当時もブログ(現在は非公開)をつけていたので

記事をサルベージしてみたりもしたのですが、けっこうボロクソ書いてありました。

 

それから時が経ち、大型DLCが登場してアッパーバージョンになったり

知らない間に多方面でのメディアミックスが展開されていたり

つい数年前にはネトフリでアニメ化されたりなんかもありましたがノータッチ。

とはいえ、当時の「キャラを動かしているだけで楽しい雰囲気」は強烈に覚えていて

関心がないように見えて根っこのところでは思い出のひとつみたいな感じでした。

そして待望の新作『2』の発表と発売。マイブームが再燃しだした瞬間でした。

 

『無印』を最後まで楽しく遊びきれなかった反省もあり

『2』はとにかく時間をかけて世界を練り歩くことを大切にしました。

結果として、そういう遊び方に応えてくれるゲームデザインだったので

満足のいく体験ができたと思います。良くも悪くも『無印』寄りだったおかげかな。

一方で、『2』の足で稼ぐスタイルのクラシックなゲームテンポや

諸々の旧世代的なUI周りについて、けっこう不評が目立っていたのは事実。

されに、それが後押ししてかストーリーについての批判もよく見かけました。

 

正直なところ「楽しめなかった人間乙!俺はゲームに選ばれた覚者だZE」という

他人事感マシマシの驕り高ぶった感情もなくはないのですが

『無印』を遊んでいた当時の自分のフラストレーションを思い返すと

あの時の自分と同じような感想になっちゃったんだな…と切なくなったりもして。

だからこそ、『2』と『DA』の差ってそれほどのものなのかと知りたくなりまして。

 

だいたいそんな感じです。

 

メインポーンです。ポーンID:DDBD-FAFE-37DC

 

次回はあれやこれや比較しながら、どっちがどうだとか好き勝手書いてみます。

ひとつだけ言えるとすれば「一長一短」ですね。優劣はつかない模様。